更新情報2017年10月
ニュース
2017.10.23
平成29年度 紙リサイクルセミナーに参加しました
10/5(木)に行われた「紙リサイクルセミナー」に参加してきました。
このセミナーは、「古紙の回収・利用の促進を図ることにより、生活環境の美化、紙類の安定的供給の確保、森林資源の愛護に資し、もってわが国経済の健全な発展と豊かな国民生活の維持に貢献することを目的とする」公益財団法人 古紙再生促進センター主催のもので、紙のリサイクルを通して環境保護を目指す私たち熊谷紙業として大変興味深い内容です。
平成29年度の今回の内容は、
- 東南アジアの紙リサイクルについて-アジアの古紙需要の安定化をめざして-
- 米国及びEU諸国の資源回収システム
- オフィス発生古紙の実態と紙媒体の機密文書処理
として、リサイクル後進・先進諸国の現状と取り組み事例・特色についての紹介と、私たち日本での排出古紙の現状と機会点についての講演でした。
いずれの内容も、私たちリサイクルのプロフェッショナルとして非常に興味深く参考になりました。
そのなかで、いま日本で私たちがさらに取り組んでいくべきこととして、③の内容をかいつまんでご紹介したいと思います。
今日まで日本では、行政・事業者の取り組みも盛んになりリサイクル比率も高まり、回収率が新聞・段ボールは約95~99%、原料紙の大部分が再生紙によって作られているほどで、雑誌も92.9%(H28年度)とのデータが紹介されています。
一方で、オフィスペーパーやシュレッダー紙は50%前後と、半分ほどもゴミとして廃棄されています。
この廃棄分が、そのまま私たちがまだまだ大きくリサイクル化を推進できる大きな機会点となります。
ゴミの削減と貴重な製紙原料の確保で一石二鳥。みなさまも、環境活動の次の一手としてオフィスペーパーにフォーカスしてみてはいかがでしょうか?
私たちは、そういった紙の資源化活動を全力でサポートいたします!
ニュース
2017.10.02
入社して一ヶ月
新入社員の飯塚です。
熊谷紙業で働き始めて1ヶ月が過ぎました。
独り立ちをする前に皆さんがいろいろと教えてくれたのですがよく分からない・・・
一人でお客様とお話しする機会が増え、やっとわからない事が出てきました。
今の自分はお客様と同じ状態です。いや、もしかしたらお客様のほうが詳しいかも・・・
まず、回収量の目安ですが
お客様には「1度の回収の目安として250kgから300kgあれば大丈夫ですよ」と説明しますが、
いやいやいや、300kgって・・・ 普通の方の反応ってこうじゃないですかね?
僕だってそうですよ。
会社に帰って先輩方に聞きました!
一番分かり易かったのが
「段ボールを潰して積んだ時、背の高さで約100kg前後なのでそれを2列から3列で回収できます」※段ボールの質、大きさによって多少重量は変わります。
次に買取の金額です。
お客様から「いくらで買い取ってもらえるの?」と聞かれます。
会社に帰って先輩方に聞きました!
今回もベストアンサーを記載します。(偉そうですみません)
「例えば月に1tを4回で回収するのと1tを1回で回収するのでは後者の方が単価は高くなります。」
1度の回収量と回収頻度によると言う事ですね。
※もちろんここでは単価は言えません。なぜって?怒られますから!これは企業秘密ですね(笑)
最後に「どんなものが有価物なの?紙だったらなんでもいいの?」とよく聞かれます。
もちろんこれも会社に帰って先輩方に聞きました!
「ダンボール・新聞紙・雑誌・カタログ・クラフト紙・コピー用紙・シュレッダー・紙管・厚紙・チラシ・冊子もしプラスチックが付いてたり、鉄が付いていて怪しいと思ったら持って帰ってきて!」と教えてもらいました。
紙だったらなんでも大丈夫!という事ですね!
上記以外にもまだまだ覚えなくてはならない事がたくさんありますので、これからもお客様とたくさんお話して良い提案が出来るようにしていきます。
もし僕が営業に来たらちゃんと上記通りに説明しているか確認してみて下さいね!
また、わからない事があればすぐに調べて説明に上がりますのでどうぞよろしくお願い致します。